開発: 独自の Salesforce アプリケーションの構築
Lightning コンポーネント、Visualforce、Apex を使用する場合、あるいは、好みのプログラミング言語と共に Salesforce の API を使用する場合のいずれでもあっても、次の機能強化は、別の組織への再販を目的とした優れたアプリケーション、インテグレーション、およびパッケージの開発に役立ちます。
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Lightning コンポーネント: Lightning Web コンポーネントのオープンソース、カスタムタブとしての Lightning Web コンポーネント
Lightning コンポーネントフレームワークはオープンソースになり、あらゆるプラットフォームでエンタープライズ対応の Web コンポーネントを作成できるようになりました。Salesforce Platform では、Lightning Experience アプリケーションと Salesforce アプリケーションのカスタムタブとして Lightning Web コンポーネントを追加できます。重要な更新もいくつかあります。 -
Einstein Platform Services: 画像認識および自然言語処理
データサイエンティストや機械学習の専門家でなくても AI を内蔵したアプリケーションが必要になる場合があります。Einstein Platform Services API を使用すると、画像認識および自然言語処理によってアプリケーションを AI 対応にすることができます。Einstein Vision API を使用して、事前にトレーニングされた分類子を活用するか、カスタム分類子をトレーニングして、あらゆる画像認識事例を解決します。Einstein Language API では、自然言語処理の機能を利用してテキストを分析し、テキストのセンチメントや意図を推測できます。アプリケーションをスマートにすると同時にアプリケーションを天才のように扱います。 -
Einstein プラットフォーム: 予測インサイトの詳細
組織内で Einstein 予測ビルダーなどの Einstein AI 機能を使用する方法を拡張する必要がありますか? Einstein プラットフォームは、Einstein 予測ビルダーやその他の多くの Einstein が強力な AI ジョブを実行するために使用する Salesforce レイヤです。新しい Einstein プラットフォーム API を使用して、予測インサイトにアクセスし、独自の AI ソリューションに Einstein 機能を適用します。 -
Visualforce: Lightning メッセージチャネルの導入 (開発者プレビュー)、URL の変更
Lightning メッセージチャネルを使用して Visualforce、Aura、Lightning Web コンポーネント間で通信できます。以前のサイトの HTTP のみの URL とコミュニティの Sandbox は廃止され、Visualforce、コミュニティビルダー、Site.com Studio、コンテンツファイルの URL からインスタンス名を削除できます。 -
Apex
項目レベルのデータ保護の Security.stripInaccessible セキュリティ機能はパイロットからベータに移行され、サブクエリをサポートし、本番組織で使用できます。長時間要求の同時実行数制限を計算するときに、コールアウト処理時間は除外されます。Apex には、数式項目を再計算する System メソッド、およびクラスのインスタンス化なしでデータ型の互換性を検出する Type メソッドが導入されています。新しい ApexSettings メタデータ型は Apex テストを増強します。 -
API
重要な更新「API 限定ユーザは Salesforce API のみでアクセス可能」は Winter '20 で適用されます。SOQL クエリを使用して、組織内のメタデータコンポーネント間のリレーションを取得します。サービス保護のために必要になった場合、メタデータ API は複数の同時取得ジョブの一部を自動的にキューに追加します。Bulk API 2.0 で一括クエリジョブがサポートされるようになりました。 -
カスタムメタデータ型: 強化された保護、より詳細なアクセス制御
プロファイルと権限セットを使用して、パッケージ内のカスタムメタデータ型を保護し、それらへのアクセスを制御します。 -
パッケージ化: 第二世代管理パッケージの正式リリース
第二世代管理パッケージ (2GP) を使用して、新しい 2GP パッケージを AppExchange にリストおよび配布します。より多くのメタデータ型を含めたり、パッケージのパッチバージョンやインストール後スクリプトを作成したりできます。 -
スクラッチ組織: 新機能
スクラッチ組織は、専用かつ設定可能な Salesforce 環境で、さまざまな目的のために素早く作成できます。スクラッチ組織は、自分の個人的な開発環境として使用できます。または、自動テストのためにヘッドレススクラッチ組織を作成することもできます。本番組織や Developer Edition 組織で Dev Hub を有効にした場合、または Dev Hub トライアル組織がある場合に、スクラッチ組織を作成できます。継続的に新機能のサポートを追加していきます。 -
AppExchange パートナー: 管理パッケージおよび AppExchange マーケットプレイスの分析、および ISV ハンマーパッケージアップグレードのテスト (ベータ)
顧客が AppExchange リストをどのように検索し、使用しているかを Marketplace Analytics ダッシュボードで確認します。App Analytics データを調べて、登録者が管理パッケージをどのように使用しているかを確認します。ISV ハンマーを使用して、登録者組織のコピーでパッケージアップグレードのインストールをテストします。登録者によって作成された Apex テストを使用してパッケージの機能をテストします。 -
変更データキャプチャ: メタデータ API と Tooling API の機能強化、イベント強化、変更された項目
メタデータ API でのチャネルメンバーを詳細に制御し、Tooling API でチャネルとメンバーにアクセスします。外部 ID 項目などの項目を使用してイベントメッセージを強化し、変更された項目を簡単に検出します。 -
プラットフォームイベント: CometD のイベント検索条件と REST API での公開制限
CometD クライアントで指定したイベント項目値に一致するイベントメッセージを受け取り、REST API でのイベント公開の使用量を監視します。 -
開発者向けの新規および変更された項目
ここでは、Salesforce 機能のカスタマイズに役立つ、新規追加および変更されたオブジェクト、コール、クラス、コンポーネント、コマンドなどを見つけることができます。